アナログレコードを鳴らすと同じ楽曲、音源でもCDとは別物に聞こえる事があり少し不思議仁思っていました。CDに音源を移す時にカットされる音源があるようなのです。アーティストのボーカルの息ずかい、楽器を扱う操作音などのエモーションや、臨場感は断然アナログレコードのほうがレコーディング当時のままの情景が奏でられる気がします。

写真のアルバムはかつて全米ゴールドディスクに輝いたエアロスミスのROOKS。初めて聞いたのはまだ１０代のころ。だからある時までこのアルバムを聞くとガソリンとオイルの匂いを必ず思い返していた。それが三年前の冬、妻がワインセミナーに参加するため運転手として会場の軽井沢プリンスホテルについて行き、妻がセミナー受講中にわたくしは一人１９０６に開業した国の重要文化財　旧軽井沢の旧三笠ホテルに４００円の入館料を支払い、オフシーズンのためか貸切状態で館内を観てまわりました。重厚な名建築とクラシカルｴﾚｶﾞﾝｽの空気に包まれた館内で一人、ここでワインを飲んだらさぞ美味しいだろうなぁ・・・　と妄想していたら心に響いてきたのがアナログレコードプレイヤーに奏でられるこのROOKSでした。高原のリゾートホテルにアナログレコードプレイヤーの状景と深く豊かな音に包まれて、凝縮感のある赤ワインが森の旧軽井沢に合いそうな気がします。以来　ROOKSを聞くとかならず旧軽井沢の三笠ホテルを思い出します。

今が旬の渡りガニ　を久しぶりに料理しました。渡りガニのエキスをトマトクリームソースにのせて濃厚な味わいに太めのパスタ　リングイネの組合せは数年前のままに復活です。仕入れの都合で数量限定となります。海が荒れると仕入れに出向いてもない場合もあります。リングイネ　パスタはゆで時間がレギュラーのパスタよりかなり時間がかかります。あらかじめお詫び申し上げておいてラインアップさせて頂きます。ディナータイムのみのメニューです。

久しぶりの更新ですデジタルの時代ですが　だからでしょうかやけにアナログの良さが心が惹かれるこの頃です。前からお店のカウンターにはパイオニアのPL-505をセットアップして居ましたが縁があってヤマハYP-５１１をセットアップしました。鉛のアームベース重いターンテーブル　一体成型されたパーティクルボードボディから絞りだすように聴こえるYP511の個性的なサウンドはキレのいいビートを奏でます。料理もすごくアナログの世界です。　　　クラシカルエﾚｶﾞﾝｽ　シンプルで美味しいイタリア料理を目指すナチュリッチとしては38年も前のYP－５１１と対話してあらためてその唯一無二の素敵な世界があることを思いしらされたと言ったところです。ぜひワインとのコラボをナチュリッチのメインコンセプトにしてこれからも大切にしてゆきたいアナログのスローライフのエッセンス。

2014年1月12日 お客様方からのご要望もあり、クリスマスディナーのメニューだった｢生パスタ　フェットチーネの海老のアメリケーヌクリームソース　ソフトシュリンプのグリル添え」を単品で本日のおすすめメニューに入れました。　（ディナーのみ）　　海老はやわらかい皮なので、頭ごと丸ごと食べれます。　濃厚な海老の頭のソースが、生パスタのモチモチ、シコシコした太麺とよくからんだ海老料理の1品です。ぜひ一度おためし下さい。

2014年1月12日

昨年の暮れと、今年と2回、長岡の大口の生産者の方から直に届けて頂きました。昨年テレビのローカル番組で、この大口レンコンが紹介され、レポーターの方が｢色白美人です～！」と言ってたのを思い出しました。皮をむくと、ほんとに白くて美味しそうなんです。茹でた時の香り、ぬめり、甘み、シャキシャキした歯ごたえは絶品です！新潟に生まれて良かったなーと思う瞬間でした。　　茹でてサラダに、カキとベーコンと大口レンコンの生クリームソースのスパゲッティに、お肉料理のガロニにとお客様に喜んで頂いております。　　見ただけで元気になるこのレンコンのパワーはすごいです。寒い中の収穫、農薬に気を使いながら一生懸命育てた生産者の方の思いからくるのでしょうか、何もせずして頂く私は本当に幸せな思いと、感謝の気持ちでいっぱいです。

2014年1月11日

雪の少ない年末年始となり、車の運転が苦手な私としては、とても有難い冬です。なんと、２日には蓬平の高龍様まで初詣に行けたのですから、私の運転歴としては快挙です。　　　　　それはともかくとして、今年も、多くのお客様方に喜んで頂けるお料理とサービスを提供できますよう頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。

鏡開きも終わり、小正月があるのか無いのかわからないカレンダーになり、ちょっとさみしい気分です。この３連休が終わると、しっかりと日常生活にもどりますね。　　お供えのお餅を下げ、いつもは作り物のみかんですが、今回は本物のみかんです。こんなに小さいのに、しっかりと「みかん」なんです！「あまい」んです！　　生まれたばかりの赤ちゃんにちゃんと目、鼻、口があり、手の指が５本あって、爪もしっかりあるのを見た時のあの感動です。　　深夜に一人、感激しながらいただきました（笑）

お待たせしました。今年のメニューが決まりました（汗）

毎年、二人であーでもない、こーでもないと、ダメだしを繰り返しながら、数回のバトルの結果、やっとメニューが決まります。

今年は、原材料の大幅な値上げが続き、昨年と同じお値段での提供は難しい状況でした。しかし、せっかくのクリスマス！毎年ご予約を頂くお客様も多く、美味しいお食事を楽しんで頂きたく、お値段変えずに、頑張りました。

クリスマスディナー.２０１３doc

お料理と合わせて、グラスワインもセレクトしております。

一年に一度のこの日が、特別な楽しいひと時になりますように、心を込めて、おもてなしさせて頂きたいと思います。

席数が少ないので、お早目のご予約をおすすめ致します。お電話での問い合わせもOKですが、時間帯によっては出れない場合がありますので、ご了承下さい。

爽やかな秋晴れの中、休日でなくても、きれいな空を見上げるだけで、

幸せな気持ちになります。

一歩外へ出れば、美味しい秋の味覚が目白押しです。

地元の野菜直売所の新鮮な美味

サンマのグリル添え・エビと野菜のオリーブオイルスパゲッティ　　￥1100

すっきりとした白ワインとよく合います。

軽めなフルーティーな赤ワインでもおいしいですよ。

ペンネのエビグラタン　￥1200（ディナーのみ）

今年は、ちょっと早めの登場です！

酸味のやわらかい白ワイン、おすすめのグラス赤ワイン（モンテプルチアーノ・サンジョベーゼ）のもよく合います。

なんと言っても、ワインの美味しい季節になりました。

10月の末には、イタリアワインのノヴェッロ（新酒）が入荷します。

葡萄の収穫、自然の恵み、作り手さんに感謝して味わう至福の時・・・

楽しみですね！

朝晩と涼しくなったと思ったら、今日の室内の温度計は32度！

暑い日でしたね！

毎年、8月の末から9月にかけて、夏の食材が無くなると共に、夏メニューが終了します。秋メニューに変えるにはまだ暑いかなぁ～と言う、中途半端な時期ですが、気温の低下と共に秋冬メニューに少しずつ変わっていきますので、よろしくお願いします。

そこで、明日からディナータイムのみですが、

「きのこと牛引き肉のラグーソーススパゲッティ」

2年ぶりぐらいに復活します。

Pizza &  Pasta セットの中のメニューですが、

単品でもご注文もお受け致します。

ラグーとは？　煮込みを意味し、

簡単に言うと自家製ミートソースをイメージしてもらえると良いかと思います。

ラグーソースは、仕込みに時間と体力が必要なので

今までお休みをしておりました。

短期間になるか、通年メニューに復帰するか分かりませんが、

ぜひ1度召し上がってみて下さい。

できれば、おすすめの赤ワインとごいっしょに！！

（上堰潟公園のわらアート、秋の匂いと芸術を楽しんで来ました。）

7月２６日（金）

それは、ヴィシソアーズ（冷製ポテトクリームスープ）です。

イタリア料理ではないのに・・・？　と思われますが、フランス料理だと思っていたら、フランス人のヴィシさんが、アメリカで作って好評だったとか？なんか、良くわかりません。不勉強ですみません・・・（汗）

で、なんで当店のメニューに登場したかと言いますと、我が子がまだ小学生のころ、料理をテーマにしたドラマが放送されていて、そこにヴィシソアーズが出てきたのです。美味しそうに食べているシーンを見て、作ってくれとせがまれ、主人は　｢ただのオヤジ！」（子供が言っていた）を返上するために、子供の為に作って喜ばせたのが始まりでした。

彩りも無く、ただ白く、クルトンがのっているだけの見た目はシンプルなスープです。しかし、作る工程は、素材と温度と時間との戦いです。（ちょっとおおげさですが・・・）

ビタミンCたっぷりのジャガイモと身体を温めたり食欲増進させてくれるネギを煮て、裏ごしをして、などなど・・・　手間と時間をかけて作り上げます。ポテトの風味と濃厚な生クリームの味が暑くて弱った胃に優しく染みていくような味わいです。作るときは何時間もかかるのに、食べる時はあっという間です・・・（涙）　　お客様が、元気になって下さること、これが一番です！

毎日蒸し暑いです。地元農家の方達が作って下さる安心、安全、美味しい野菜から、元気とパワーをもらっています。身体に良い夏野菜を沢山食べて、毎年夏を乗り切ります。きゅうり・ナス・トマト・枝豆などなど、これらの野菜だって、沢山の手間をかけて作られることと思います。感謝して無駄なく頂きたいと思います。

食という仕事を通して、食べる事への感謝と喜びを伝えられたらと思います。

ただの食いしん坊より　　では、また。